『自然のなかにあるさまざまな時間を感じる』

月は、これまでに地球に存在し生成してきた
幾多の生命を見つめてきました。

悠久という、とてつもなく長いさまざまな時間
この星に流れてきたこと。

生命誌の研究に取り組まれてきた中村桂子さん
(JT生命誌研究館館長)
は、こう語っています。

「私はみんなが時計の時間だけでなく、
自然のなかに入っているさまざまな時間を
感じて暮らして欲しい。

それは、自分のなかに入っている時間でも
あるわけですから、そういう複数の時間を、
日常のなかでも感じ取るというのが、
命を大切にするということの一つの具体的な
方法ではないかと思っています。」


近年の反省に立ち、科学技術を自然を破壊する
方向から改める
ことが求められています。

自然破壊とは外部の自然を壊すだけでなく、
人間自身の内なる自然の破壊でもあることに
気づき、「人間はあくまでも自然の一部である」
という基本を真ん中に置いた発展を、私たちは
目指していかねばと思います。


↓↓↓

ブログ:『自然のなかにあるさまざまな時間を感じる』より

http://blog.livedoor.jp/cremony/archives/1012926100.html