『国平らかに民安かれと願い続ける祈り心』

先日20日、美智子皇后陛下が80歳の傘寿の誕生日を迎えられました。大変素晴らしいことと国民の一人として嬉しい気持ちです。

 

天皇皇后両陛下が常に国民の前でお示し下さっているたたずまいは、清潔、慎ましさ、控え目、ありのまま、 飾りのなさ、正直、作為のなさ、無理をしないこと、等々の 日本人が最も好む美徳の数々、一語でいえば 「清明心」という言葉に表されるでしょう。

 

昭和49年5月、フランスの歴史的偉人、アンドレ・マルロー が、出光佐三氏(出光興産の創業者)をその美術館に訪ねたときのことです。
『日本人は精神の高貴さを持っています。なぜですか。仏教も、その理由の一つではないでしょうか』

 

単刀直入のマルローの問いに、間髪容れず出光翁はこう答えます。『そうじゃありませんね。 二千六百年続いてきた皇室が理由です』

 

天皇皇后両陛下が、東日本大震災の地で畳なわる瓦礫に向かって黙祷を捧げられるお姿に、多くの国民は勇気づけられました。

 

↓↓↓
ブログ:『国平らかに民安かれと願い続ける祈り心』より
http://blog.livedoor.jp/cremony/archives/1010494525.html