『命の正しい継承と永続性を願う心』

「尋常ならずすぐれたる 徳のありて可畏かしこき物」
(本居宣長「古事記伝」)

日本には八百万の神というように、数えきれないほどの神様が存在されますが、大国主神ほどに多くの神名を持たれている神は他になく、この国土に広く霊威をあらわされたことを物語っています。


昔から日本の各地方には「一の宮」が祭祀されてきましたが、そこに祭祀されている神様のほとんどは、出雲人が祖神と仰ぐ大国主神の神統につながる神々。


先祖代々とか子々孫々という言葉は、日本人の独特の感情から発せられる言の葉ですが、それは古代から生み生かされてきた命の正しい継承と永続性を願う心に応えていただける神を慕うものだと思います。


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ブログ:『命の正しい継承と永続性を願う心』より
http://blog.livedoor.jp/cremony/archives/1010494477.html